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ゴミ問題の現状

- 佐野清掃について

ゴミ問題と産業活動は切っても切れない関係にあります。

過去に発表された環境省の資料によると、
平成29年度(2017年度)の日本の産業廃棄物の排出量は
約3億8,354万トンと推計されています。


1日あたりに出されるごみは、なんと100万トン以上。
これだけの産業廃棄物が生まれるなかで、その処理をめぐるトラブルが生まれています。


トラブルが生じれば、私たち企業も無関係とはいきません。
産業廃棄物が引き起こす社会問題と、私たち企業に課せられる責任について考えてみましょう。

産業廃棄物が引き起こす社会問題

焼却処理による大気汚染

産業廃棄物を焼却処理する場合、燃料に石油を大量に使用します。
その際に発生するCO2などの廃ガスは、地球を紫外線から守るオゾン層を破壊するといわれています。

最終処分場不足

現在のようにこのまま産業廃棄物の排出量が増え続けると、
最終処分場不足がさらに深刻化します。
実は日本で排出される産業廃棄物は、2000年前後をピークに減少傾向にありますが、最終処分場は慢性的に不足し、これ以上のごみの受け入れが難しい状況になっております。

不法投棄による土壌・水質汚染

それと表裏をなすように、産業廃棄物処理にかかるコスト増加も進んでいます。
経費がかさむほど、不法投棄をおこなう企業が増えているという実態があります。
環境省が平成30年度に発表した「産業廃棄物の不法投棄等の状況について」によると、
平成30年度に新たに判明した不法投棄量は15.7万トン、不法投棄事案は155件にものぼりました。


それに加えて、前年までに確認されているにもかかわらず、
不法投棄問題が解決していない残存事案は約2千件以上あり、解決までに時間と手間が非常にかかることがわかります。
さらに不法投棄された場所では水質汚濁や土壌汚染などの環境汚染問題も引き起こされており、環境汚染の改善にも多くの時間と費用がかかっているのが現状です。

事業者が考えなければならない「ごみ問題」

このように、ごみ問題は私たち社会の未来を大きく変えてしまう問題をはらんでいます。

企業を代表する一人一人がごみ問題への意識を改革することが、船橋のキレイが持続可能な社会を生み出す要因になるのです。

佐野清掃は「ごみの番人」として、ごみの仕分けルールの徹底、
細かに分別することによりリサイクル可能な部分を見つける作業をしています。

とくに前者は、お客様のご協力なくしてなしえない目標になります。

お客様の事業体に合わせたごみ分別のご提案をさせていただきますので
ご理解とご協力をお願いいたします。